ピル外来 Pill
女性ホルモンの分泌をコントロールすることで
生理トラブルを改善する低用量ピル、
緊急避妊薬のアフターピルをオンライン診療により処方します。
低用量ピル Low-dose Pills
低用量ピルは黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の2種類の女性ホルモンの成分を合わせてできたお薬です。
1日1回服用することにより排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑え、ホルモンバランスを一定にすることができます。
低用量ピルの主な効果
- 生理痛・排卵痛の緩和
- PMS・PMDDの改善
- 生理不順の改善
- ニキビ・肌荒れの改善
- 経血量の減少
- 99.7%(※)の避妊効果
- 子宮内膜症の改善
- 生理日移動
正しく毎日内服できていれば、99.7%の避妊効果がある(※)といわれています。
また、低用量ピルを内服することで排卵が抑制され、
排卵痛を無くすことができ、月経の出血量の減少、生理痛の軽減にも効果があります。PMS、ニキビ、生理不順、子宮内膜症の改善も期待できます。
※ 一般的なデータであり、効果を保証するものではありません
出典:Hatcher, RA et al.:Contraceptive Technology:Twentieth
Revised Edition, NewYork:Ardent Media, 2011
低用量ピルの服用方法
低用量ピルは1日1回1錠、毎日同じ時間に服用するお薬です。
飲む時間がバラバラであったり飲み忘れが多くなると、効果が弱まったり、不正出血の原因にもなるため、きちんと毎日同じ時間に服用することが重要です。
超低用量ピル Ultra Low-dose Pills
超低用量ピルは、低用量ピルよりもエストロゲン(卵胞ホルモン)含有量の少ない種類のお薬です。
エストロゲンが30㎍より少なく、基本的に「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療薬として使われます。
個人差はありますが、超低用量ピルは低用量ピルよりも副作用が出現しにくいといわれています。
※オンライン診療では保険適応での処方ができませんので、あらかじめご了承ください
中用量ピル Midium-dose Pills
中用量ピルは、生理日の移動、不正出血や無月経の治療、月経困難症改善目的に飲まれることが多いお薬です。
低用量ピルと同様のホルモンが配合されていますが、中用量ピルの方がエストロゲン(卵胞ホルモン)が多く配合されています。そのため、低用量ピルと比べて吐き気や頭痛などの副作用が出現しやすいといわれています。
※
月経痛・PMSなどのトラブルの改善には低用量ピルを推奨します
アフターピル Emergency Pills
アフターピルは、避妊に失敗してしまった性交渉の後に飲む「緊急避妊薬」として、望まない妊娠を防ぐために使用されるお薬です。早く服用すればするほど避妊効果は高くなるので、できるだけ早く服用してください。
72時間を過ぎた場合でも、120時間以内であれば一定の妊娠阻止率があります。
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診療を予約するオンライン診療・血液検査について
現在の健康状態や服用中のお薬、既往歴などの問診を行った上で処方を行っており、定期的な通院・検査を推奨しております。血液検査はガイドライン上必須ではございませんが、問診時にアップロードいただくこと推奨しており、検査結果に基づき診療させていただきます。